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最終更新日(2012/08/01)

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(2012/08/01) 遅くなりましたが作例の解説を書きました。こちらへ


(2012/06/15) 「下着さんver.オウバージィン」作例

一枚だけですが作例を載せます。
ワンフェス2012冬、参加時に顔の表情を変えてしまいました。許してください。
作例の髪色がナスっぽいのでバージョン名をオウバージィンとしました。



(2012/08/01) 「下着さんver.オウバージィン」解説

図1

図2

図3

図4

<組む上での注意点など補足します>
・髪の毛と顔のパーツ合わせ位置について
図1を参照
おでこ左側面と前髪の内側が密着するように
調整する事で適正位置になります。

・ブラのストラップについて
図2、図3を参照
青いラインあたりをカットして使用します。片方ハート6個分。

付属品で微妙に仕様が異なります。

シール、ハート E008シールNo.256
表面が紙素材なのでパステルをすり込む塗装方が可能。

シール、ハート E008シールNo.27
表面がコーティングされているため、
パステルをすり込む塗装が不可。


<塗装全般>
作例の塗装について解説します。
写真だと分かりませんが、
実際は色むらが多く作例というにはお粗末なのですが、
色の雰囲気の参考ということでよろしくお願いします。
今回、塗装がほぼ完了してから一年ほど間を空けてしまったため、
思い出しながら解説する関係で色番号などが曖昧になってます。

塗料は特別に明記しない限りつや消し系です。
すべてのパーツにフラットホワイトを吹いて白い下地を作っておきます。
吹き付けている塗料について、
手持ちの塗料だけでやりくりしている関係上、
水性アクリル、ラッカー、を使用していますが、
基本的にはラッカーが良いと思います。

筆塗り時は、塗りやすさ重視で基本的にエナメルを使用しています。
更に上にラッカーや、エナメルを塗り重ねる必要がある場合は、
ラッカーやアクリルのクリヤーを吹いて保護します。
面積が狭い時には溶剤で薄めたアクリルを筆塗りで保護します。

・使用色など
塗料
髪、ミスターホビー水性ホビーカラーH99 蛍光ピンク。
髪、タミヤカラーアクリル塗料X-23クリヤーブルー
目、レッド、ホワイト
まつげ、パープル、グレー
肌、イエロー、クリヤー、ホワイト

パステル
ヌーベル カレーパステル
肌シャドウ 125
ブラ、ほお 014
靴下 051

・セーラー襟の塗装
ラインをエナメルのレッドで塗装します。
溶剤で薄めたレッドを筆で好みの赤さになるまで塗り重ねます。
アクリルのクリヤーでコーティングします。
その後面倒ですがラインをマスキングします。

フラットベース大目のフラットブラックを吹きつけます。
タミヤ水性アクリルカラーのほうが粒子の粗さのせいか、
服の生地のザラザラした雰囲気を出しやすいかもしれません、未検証。

タミヤ水性アクリルカラーは皮膜の弱さの関係で
おすすめではありませんが、後からラッカー系のフラットクリヤーを
吹き付ければ若干、皮膜保護効果があると思います。

襟の裏側は、肌への色写り防止のためクリヤーを吹き付けました。
最後にラインのマスキングを剥がし、
エナメルカラーで、ラインに白の×××を
ひたすら描いていきます。細い面相筆で描きます。
面相筆は上野文盛堂 ハイセーブル 面相 長寸(V2320)を
使っています、安価なわりに性能が良いと思います。

・髪飾りの塗装
セーラー襟のラインと同じ塗装をします。

・肌の塗装
フラットクリヤー+ごく少量のイエロー+ホワイト
(耳掻き一杯くらい)を混ぜます、
色の具合はヤクルトの赤の成分を抜いたくらいの感じです。

混ぜた色を吹きます。クリーム色っぽくなるまで吹きます。
クリヤー重ね吹きで深みを出す事を狙っていますが、
塗料の無駄遣いになっているだけかもしれません。

ここからパステルを使用します。
削って粉上にしたパステル125をシャドウ側に筆でまぶします。
125は色が濃く色むらが生じやすいですので、白いパステルを混ぜて使うか、
もう少し明るめの色を入手したほうが良いです。
フラットクリヤーを吹いてパステルを保護します。

ここでちょっとパステル使用時の失敗談を書きます。
パステルをまぶしていて、なぜかさわってもいない場所から指紋が浮き出てきました。
付けすぎたパステルを落とすためマスキングテープでペタペタとやったのですが、
マスキングテープの弱い糊でも塗装面に糊の成分が残っていたため、
テープに付いた指紋を塗装面に転写してしまったようです。
付けすぎた場合、濡れティッシュで拭き取るほうが良いかもしれません。

・靴下の塗装
パステル051を好みの色味になるまで、筆でまぶしていきます。
境界に気をつかえば肌にマスキングしなくて大丈夫だと思います。
フラットクリヤーを吹いてパステルを保護します。

・ブラの塗装
パステル014を好みの色味になるまで、筆でまぶしていきます。
フラットクリヤーを吹いてパステルを保護します。

・髪の塗装
図4参照
肌用に作ったフラットクリヤー+イエロー+ホワイトを頭頂部側に吹きます。
中間に蛍光ピンクを吹きます。
下の方にクリヤーブルーを薄く吹きます。

・目の塗装
エナメル塗料とアクリル塗料を使用。筆塗りで塗装します。

白目、
エナメルフラットホワイトで塗装後、
アクリルのクリヤーを筆塗りして保護。

まつげ、
今回、まつげと言うより
まぶたとまつげの一体構造的な造形なので、まつげの太さは任意に塗装で調整してください。
以前の作品よりは塗りやすい構造になっていると思います。

色はパープルをグレーで濁らせた感じだったと思います。
下地として薄めに色を塗ります。まず薄く色を塗る事で肌色との境界を滑らかに見せます。
(作例では黒目と同じレッドで塗ってごまかしています)
その後濃い色を塗ります。まつげの一番張り出した部分に少し明るめの色を入れてメリハリをつけます。

黒目、
エナメルのフラットレッドを溶剤で適当に薄めて筆塗り、アクリルのクリヤーを筆塗りして保護、
更にまつげに近い部分にフラットレッドを塗り重ね 色の濃淡を付けます。
ハイライトを適当に描き込んで出来上がりです。

・仕上げ
肌の光沢の出そうな部分にエナメルのクリヤーをちょこちょこ筆入れします。
顔、下唇と頬にピンクのパステルを入れます。




(2009/10/10) 「おでこさん」作例
遅くなりましたが作例をアップします。
zipでまとめてあります→ fz03b.zip (1.99MB)

模索実らず、いつもと変わらない肌色仕上。
今回は お手軽色塗りを目指して パステルで塗装。
パステルならではの、仕上げ方もあると思いますが、
模型用塗料で仕上げた場合と近い雰囲気にできるか試みてみました。

パステル塗装、大雑把な流れ
1)↓模型用塗料の"つや消し"でベースとなる色を吹き付ける。
2)↓ナイフで削ったパステルを筆で ぱふぱふと乗せる。
3)↓ラッカーつや消しクリヤーで定着
4)さらに色を重ねる場合2)と3)を繰り返す。

今回の場合
1)↓模型用塗料つや消しホワイト
2)↓ナイフで削ったパステルを筆で ぱふぱふと乗せる。
3)↓模型用塗料つや消しホワイトを薄く吹き付けて調整。
4)↓ラッカーつや消しクリヤーで定着
5)↓目など細かい部分をエナメルで塗装。
6)↓もう一回、2)と4)を繰り返す。
7)↓ハイライト側に模型用塗料半光沢クリヤー。
8)汗のたまりそうな場所と、ハイライト側にピンポイントでエナメル光沢クリヤー

使用したパステル、
ありあわせのNOUVEL CARRE PASTEL 24色セットより
041、051、036、037、040
カレーパステルと読むらしいのですが ずっと知らなかった、
よく見たら ひらがなで箱の中に書いてありました。
ネットのうわさによると CARRE(キャレ)は四角い スクエアという意味だとか。


041、051を全体的に。
036、037をシャドウ側に。
036、037をハイライト側で色乗りが悪いところに。
040を頬、膝頭など、赤らめたい部分に。
今回の場合は パステルを乗せた後に模型用塗料つや消しホワイトを薄く吹き付け必須。
パステルのみでは みかんのような色になってしまいます。

髪の毛
051、036を全体的に。037、040をシャドウ側に。

注意点、その他
色を乗せる場所は感覚的に決めている部分もあり つまり申し訳ないことに少々うろ覚えであり、
参考程度にとどめて作業を進めていただけるとありがたいです。
今回、ベース色が白なのであまり気になりませんでしたが、
パステルを強くこすりつけるとベース色の皮膜が剥がれてしまうかもしれません。
暗い色で塗装するときは ベースにしっかり模型用塗料で目的の色を吹き、
パステルは仕上げのコントラスト調整用にすると良さそう。それはつまり普通のドライブラシ。
ありあわせのハードパステルを使用しましたが 探せばもっと良い素材が有るかもしれません。


エナメルで髪の毛に近い色を調色、
実際の眉のように生える方向を意識ながら細かい線を重ねています、楽で確実な方法と感じました。


エナメル、オレンジ寄りの赤、黄色寄りのオレンジ+白少々。

まつげ
エナメル、黒、エッジの部分に茶色。

口、乳首
エナメル、肌色寄りのピンクっぽい色



(2009/07/02) 「おでこさん」仮組み 更新、大変遅くなりました。
2009/05/06 ホビコン07にて販売。
いまだ仮組みですが、少し写真を載せます。
つなぎ目の処理を何とかしつつ、
肌色に塗るのは避けたい方向で模索中。


ホビコンGK02に参加したいと思っていましたが、
イベント自体が終了してしまいました。
WHFに続き、参加イベントが消えてしまうのは残念です。

過去の歴史を見ると中小規模のガレージキットイベントは、
できては消えを繰り返しているので、
やはり、版権関係が大変なのかなーと思ったりします。

18禁規制も厳しくなってる昨今なので そっちの問題もあるのですかね、
もし そっちの規制絡みだと、問題は起こってないとはいえ、
うちのディーラーも他人事とは言えず、そうでない事を祈るばかり。

今の所、figzumenでは版権モノの作品が無いので、
版権イベントに依存しなくていい気楽さも有りますが、
やはり、なんだかんだ言っても、目標としてイベントが有ると
作る意欲が沸くというのもあるのですよね。

10月のトレフェスに参加したいと思っています、が、
18禁関係は監修を通らなければ出品できないようです。
ガイドラインを見る限り、「おでこさん」は、
すごくボーダーラインな所にいるように感じます。

稚拙ながら おでこさんは肉体美のカタマリですのよ、
と言えば大丈夫かしら。


(2008/12/12)
ここに記してあるホビコン06東京の開催日情報が古いままでした。開催日は2008/12/21 日曜日です。
それと上記のとおり新作無し、再販と、新作らしきカタマリの展示のみ。いろいろ申し訳ないです。

(2008/05/16)
すくみずさんを 2008/05/05 WHF有明18用に型を作りなおして再生産しました。
再生産にともない、ももの造形を少し変えてVer.1.02として販売しました。
型はまだ無事なので また用意します。

(2008/05/16)
サイト内が雑然としてきたので、少し整理しました。
久しぶりにサイトを更新しようと開いたら、最初に目に飛び込んできたのが「なちゅらる呪文」・・・。
ちょと初めてこのサイトを見た方が意味のわからない状態はまずいなと思いまして整理しました。
「なちゅらる呪文」はすくみずさんの<制作後記>造形についてを読むと
それらしきことが書かれていますが、あまり まともな事は書かれてません。